
ある難民支援の勉強会で、難民ってだれ? って聞かれました。
日本にも難民はいます。しかし、その人たちがどうやって来たのか、難民として日本にいるのか、若い人たちは(おそらく興味のない方は年齢に関係なく)まわりにそう言う人がいない限り、そう言われてもぴんと来ません。
京都ではおそらく難民と呼ばれる人は住んではいません。
では、難民ってなんなんでしょう。
講師は「宗教や民族、人種、特定の団体、政治的な思想により迫害を受ける恐れのある人」「国籍国の外にいる人」「国籍国の保護を求め(られ)ない人」が重なり合う人だと言いました。
講師が言う前に、いろんなケースの人を難民かどうか、参加者に聞いていましたが、聞いてびっくり。
・民族対立で国外に逃げた → 難民でない
・火山の噴火で災害を逃れた → 難民
・留学中に母国で政変が起き、帰国したら迫害を受ける → 難民でない
・政府を批判する新聞を発行したら、弾圧を受けたので、国外に逃げた → 難民でない
私は人々の意識はこんなもんだったんだと驚くばかりでした。
日本に逃げてきている人の多くは庇護を求めています。
国により、人種や宗教であったり、政治的な思想を発表していたり、特定の政治団体にいたから、国や国の人たちから迫害を受け、平和に暮らすことができなくなる。
そうしたことが私達の生活の中から、想像がつきにくいのかもしれません。
しかし、ひとたび戦争が起これば、まわりは戦争ムードになり、「戦争はよくない」と日頃思っていることで、迫害を受ける恐れは充分にあります。難民になるかどうかの瀬戸際、なのです。
日本は1951年7月に採択された難民条約(難民の地位に関する条約)に1981年に批准しています。それ以前にベトナム難民を閣議決定で難民として受け入れていますが、この条約には該当させていないようです。また、難民条約批准に際して、国内法である「入出国管理及び難民認定法」はマッチしていなく、難民申請を受け付けても不法入国、不法滞在として扱っているのが現状です。
難民の定義から、日本国内において難民がどのように扱われているかを、難民支援グループRAFIQがパネルを作成し、それをもとに私が勝手にイラストなど描き起こしました。結構簡潔にまとめられてると思います。
(「Q7」の項目はRAFIQのパネルにはありません。難民のことを説明していく中で聞こえてきたことをまとめています。)
Q1:難民ってなあに?
Q2:日本にはどれくらい難民の人たちがいるの?
Q3:日本にも逃げてきた人たちは、どうしているの?
Q4:え? なんでつかまっているの?
Q5:不法入国しているからしかたないんじゃ?
Q6:外国ではどうなっているの?
Q7:私たちはどうしたらいいの?
参考資料
難民の地位に関する条約(難民条約)――国際条約です。
入出国管理及び難民認定法(入管法、難民法)――日本の国内法です。2004年12月より改正された法律が施行される予定です。
参考資料:どうやって、「なんみん」に認定されるの? 日本の難民認定制度の現状
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